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ANA「マイレージクラブ」とユナイテッド航空「マイレージプラス」のメリット・デメリット比較

 - マイルを貯める

   

スターアライアンス加盟のマイレージプログラムで、
ANAの「マイレージクラブ」とユナイテッド航空の「マイレージプラス」
どちらのマイルを貯めようか・・と迷うと思います。

双方のメリット・デメリットを表にしてみました。

ANAマイレージクラブとユナイテッド航空マイレージプラスの比較 
ANA
マイレージクラブ
ユナイテッド航空
マイレージプラス
有効期限 36ヵ月後の月末まで 最後の利用から18ヵ月
失効マイルの復元 不可 18ヵ月以内$50から可能
提携カードでのマイル加算率 ANAカード利用
1,000円で5~10マイル
マイレージプラスカード利用
1,000円で5~15マイル
その他のマイル加算 提携コンビニ利用で加算など コスモ石油利用で加算など
他社へのマイル移行 不可 不可
家族でのマイル合算 ファミリーマイル登録で可 不可
マイルの購入 不可 1,000マイルあたり$35、
2,000マイルから可能
マイルの寄与・譲渡 不可 500マイルあたり$7.5、
500マイル~25,000マイルまで
手数料$30で可能
マイルの事後登録 3日以降、6ヵ月以内なら可能 1年以内なら可能
1マイルあたりの価値 例として、グアムへの渡航(往復)に係る
必要マイル:20,000~
例として、グアムへの渡航(往復)に係る
必要マイル:25,000~
マイル積算率 別途参照予約クラスごとの積算率

マイルの有効期限・失効マイルの復元

有効期限で見ると、一見ANAマイレージクラブの方が長く感じます。

36ヵ月後の月末までなので、例えば2016年3月10日に加算されたマイルなら、
2019年3月31日が期限となります。
マイルの有効期限はありますか?|ANA

ですが、逆を言えばそのリミットまでにマイルを有効利用しなければ、保有マイルは失効してしまいます。
失効したマイルは復元することができません。

その点ユナイテッド航空マイレージプラスの場合、加算・使用を問わず最後の利用から18ヵ月が有効期限なので、1年半以内にマイルを加算するかマイルを使用するかすれば永遠に有効期限が延長されます。

とはいっても、1年半以内に飛行機に乗らなければならないという事ではなく、
提携クレジットカードでの買い物や、ポイントサイトからのマイル移行などでもOK。

という事は、普段の光熱費の支払いをマイレージプラス提携カードにしておけば
永久にポイント失効の心配がないということです。

さらにユナイテッドはポイント失効後も18ヵ月以内なら復元が可能。
5,000マイルまでなら$50で復元が出来、それ以上も750,000マイル$2,500まで可能です。

提携カードでのマイル加算率

ANAマイレージクラブ、ユナイテッド航空マイレージプラス共に提携しているクレジットカードがあり、
どちらも基本は1,000円の利用で5マイルを獲得する事ができます。

ANAカードの場合、カードのポイントをマイルに交換する際に「10マイルコース(年額6,000円・税別)」に申し込む事で
1ポイントを10マイルに交換することが出来ます。

同じくマイレージプラスカードの場合、「マイルアップメンバーズ(追加年会費5,000円・税別)」に申し込むことで、
1,000円あたりの加算マイルを15マイルにすることが出来ます。

ANAカードの10マイルコースはカードのポイントを交換するタイミングごとの支払いなので、
2年に1度だけマイルへ交換すると思えば年間あたり半額の3,000円(税別)での運用になります。

その他のマイル加算

例えばセブンイレブンでの買い物にANAカードを使用すると、
クレジットカードのポイント加算とは別に、200円で1マイル貯まる特典があります。

他にもスターバックスで100円ごとに1マイル付与されたり、
HotPepperでの予約で20マイル付与されるなど、ANAカードは提携のサービスがたくさんあります。

ANAカードマイルプラス対象店舗一覧|ANA

同じくマイレージプラスセゾンカードの場合、
コスモ石油での1,000円の給油ごとに20マイル貯まる特典があります。

他にもマイレージプラスモールでの買い物なら、100円あたり1マイルなどの加算がゴロゴロしています。
楽天市場やマツモトキヨシのオンラインショップもあるので、細かく使って行けば少しずつ貯まっていきます。

マイレージプラスモール

家族でのマイル合算・マイルの譲渡

一人でマイルを貯めて一人で使うのなら問題ないのですが、
家族で使おうと思った時に全員の獲得マイル数がバラバラだと困ります。

ANAマイレージクラブにはファミリーマイルというサービスが用意されていて、
家族の貯めたマイルを合算して使う事が可能です。※要申し込み

ファミリーマイル

その代わり、マイルの第三者への譲渡はできません。

ユナイテッド航空マイレージプラスはその逆で、
マイルを合算して使うようなサービスこそないものの、マイルを第三者へ譲渡する事が可能です。

ただし、500マイルあたり$7.5+1回の譲渡で$30の手数料がかかりますので、
たとえば10,000マイル譲渡しようと思ったら2万円程度の費用がかかります。

10,000マイル÷500マイル×$7.5+$30=$180
$1=120円計算で21,600円

この手数料を高いと思わなければ、便利なシステムと言えるかもしれません。

マイルの購入

特典利用の為にマイルが少しだけ足りなかった場合、
ANAマイレージクラブでは家族のマイルを合算する以外には方法がありません。

ユナイテッド航空のマイレージプラスではマイルを直接購入することも可能です。

1,000マイルあたり$35、2,000マイルからの購入が可能ですので、
例えば10,000マイル購入しようと思ったら、4万円程度になります。

10,000マイル÷1,000マイル×$35=$350
$1=120円計算で、42,000円

あと10,000マイルでファーストクラスに乗れる!といったような時には
4万円強支払ってでも乗ってみたい気持ちになると思います。

マイルの事後登録

マイルは通常、航空券の予約時やチェックインのタイミングで申請しますが、
申請を忘れてしまった場合や、マイルの付与がされていなかった場合、搭乗後の申請が可能です。

ANAマイレージクラブの場合、3日後から6ヵ月までの間なら事後登録が可能。

ユナイテッド航空マイレージプラスの場合は搭乗日から1年以内なら事後登録が可能です。
※ただしフライト前にマイレージプラスに入会していなかった場合は手数料が発生する場合があります。

1マイルあたりの価値

マイルの価値は単純には計れないところではありますが、
ここではわかりやすくグアムへの特典航空券への交換で比べてみます。

ANAマイレージクラブの場合、期間に関わらずエコノミークラスなら20,000マイルが必要です。
対してユナイテッド航空マイレージプラスの場合はセーバー25,000マイル、スタンダード50,000マイルがエコノミーに対して必要になります。

セーバー/スタンダードは利用する便によって分けられていて、
混雑期などはスタンダードしか空いていないなどがあります。

その場合ANAマイレージクラブの20,000マイルに比べて倍以上のマイル数が必要という事になり、
ユナイテッド航空マイレージプラスの方がマイルあたりの価値が低いと言う事になります。

まとめ

いろいろと比べてみてわかる事としては、
ANAマイレージクラブは日常生活で細々と貯めやすく、マイルの価値は高いものの、期限内の使用が絶対であること。
ユナイテッド航空マイレージプラスは実質無期限なので長期間にわたって貯めていく事が出来、提携カードの日常利用での加算率がいい代わりに、マイルの価値が低めである、ということ。

どちらもメリット・デメリットがハッキリしているので
自身のライフスタイルにあう方のマイレージをスターアライアンスのメインマイレージプログラムにするといいと思います。

 

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