マイレージを選ぶ基準
各航空会社ごとにマイレージがあるなら、乗る飛行機ごとにマイレージに加入しなければいけないの?
そんなことはありません。
基本的には同じアライアンスに所属する航空会社同士ならマイレージ提携をしているので、
アライアンス単位で加入しておけば無駄なくマイルを貯められます。
主要なアライアンスは以下の3つ。
- スターアライアンス
- スカイチーム
- ワンワールド
この3つのアライアンスに属する航空会社のいずれかのマイレージプログラムに参加するようにしましょう。
つまり、最低でも3つのマイレージには加入しておきましょうという事です。
※マイレージプログラムの加入は基本的に無料なので3つに絞る必要はありませんが、
効率的にマイルを貯める為にはあちこちにマイルを分散させない事が重要です。
マイレージを選ぶ基準
スターアライアンスの場合
スターアライアンスはANA、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、タイ国際航空など28もの航空会社が加盟しています。
いずれかの航空会社が展開するマイレージプログラムに加入しておけば、
基本的には加盟航空会社の便で渡航する際にマイルを貯める事が可能です。
たとえば、ANAマイレージクラブに加入しておけば、
タイ国際航空でのフライトでANAマイレージクラブにマイルを貯められるという事です。
そして、ANAマイレージクラブに貯まったマイルで、ルフトハンザドイツ航空の航空券と引き換えるという事も出来ます。
スターアライアンスに加盟している航空会社のマイレージなら、
ANAの「ANAマイレージクラブ」か、ユナイテッド航空の「マイレージプラス」がオススメです。
日本人で日本を拠点に海外に行く人の場合には、日本企業であるANAのマイレージクラブがお得に貯めやすいように出来ています。
ただし、ANAマイレージクラブはマイルの有効期限が36ヵ月後の月末までと決まっており、
期間延長などが出来ません。
その為、最低でも3年以内に特典と交換できるような貯め方をしなければ、貯まったマイルも無駄に失効してしまいます。
ユナイテッド航空の「マイレージプラス」は有効期限はあるものの、
期限内にマイルの加算や使用があれば延長される利点があるので、
例えばマイレージプラスの提携クレジットカードを日常の支払いなどに使っておけば
半永久的にマイルが貯まり続けることになります。
とはいえ、どちらもメリット・デメリットがあるので別途まとめます。
スカイチームの場合
スカイチームはデルタ航空やエールフランス、ガルーダ・インドネシア航空など20の航空会社が加盟しています。
もちろん自分がよく使うであろう航空会社のマイレージに加入すれば良いのですが、
デルタ航空の「スカイマイル」ならマイルの有効期限がなく、少しずつでも貯められるので初心者にはオススメです。
当然こちらも「スカイマイル」に加入しておけば、
エールフランスに乗った際のマイルをスカイマイルに貯めて、
貯まったマイルでガルーダ・インドネシア航空の航空券に引き換える、なんて事が可能です。
ワンワールドの場合
ワンワールドはJAL、キャセイパシフィック航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど15の航空会社が加盟しています。
日本で生活をしている以上は、JALのマイレージバンクに加入しておけば
普段の生活からもお得に貯められるので問題ないと思います。
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