ANA国際線のビジネスクラス特典航空券に必要なマイル数まとめ

 - マイルを使う

マイレージを貯める目下の目標として設定しやすいのはビジネスクラスの特典航空券だと思います。

普通に生活していたら決して乗ることはなかったであろうビジネスクラスでも、マイルを貯めれば家族で利用することができるのはありがたいですよね。
いつもより快適なシートなら、海外旅行もきっと今よりもっと楽しくなるはず。

そこで、ANA国際線ビジネスクラスの特典航空券をゲットするために必要なマイル数を調べて見ました。

ANA国際線ビジネスクラスで必要なマイル数

ANA国際線を利用してのビジネスクラス特典航空券に必要なマイル数はANAの公式サイトに掲載されています。

[参考]ANA国際線特典航空券 | ANAマイレージクラブ

特典航空券に必要なマイル数はその出発地と目的地、そしてシーズン、クラスによって異なります。
公式サイトだと出発地やクラスが複合的に記載されているので、このページでは「出発地を日本」、「クラスをビジネス（およびプレミアムエコノミー）」に絞って見ていこうと思います。

※一番下でざっくりと表にまとめています。

韓国旅行の場合（Zone 2）

日本から一番近い目的地は韓国のソウルになります。

1時間近くで行けるソウルですが、ANA国際便ではエコノミークラスとビジネスクラスが用意されていました。

ビジネスクラスに必要なマイル数はローシーズンで往復25,000マイル。
レギュラーシーズンが30,000マイルで、ハイシーズンだと33,000マイルでの交換が可能です。

※韓国便のローシーズンはだいたい年末年始を除いた12-1月、GWを除いた4-6月。ハイシーズンは繁忙期（年末年始、GW、お盆）で、それ以外がレギュラーシーズンとなります。

中国方面、香港、台湾、フィリピンの場合（Zone 3）

次に遠い中国方面（北京、上海など）、香港、台湾（台北）、フィリピン（マニラ）でもビジネスクラスの設定があります。

ローシーズンで往復35,000マイル。
レギュラーシーズンだと40,000マイル
ハイシーズンは43,000マイルで特典航空券と交換可能となっていました。

シーズンチャートはZone 2の韓国と同じで、年末年始を除いた12-1月、GWを除いた4-6月。ハイシーズンは繁忙期（年末年始、GW、お盆）で、それ以外がレギュラーシーズンです。

シンガポール、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、インド、マレーシア、カンボジアの場合（Zone 4）

その次に遠いアジア諸国・・・シンガポール、タイ（バンコク）、ベトナム（ホーチミン、ハノイ）、ミャンマー（ヤンゴン）、インドネシア（ジャカルタ）、インド（ムンバイ、デリー、チェンナイ）、マレーシア（クアラルンプール）、カンボジア（プノンペン）といった東南アジアではプレミアムエコノミーおよびビジネスクラスの設定があります。

プレミアムエコノミーのローシーズンなら往復で46,000マイル。
レギュラーシーズンが51,000マイルで、ハイシーズンだと54,000マイルで特典航空券との交換が可能。

同様にビジネスクラスもローシーズンなら往復55,000マイル。
レギュラーシーズンで60,000マイル。
ハイシーズンなら63,000マイルとなっています。

※東南アジア便のシーズンチャートもZone 2およびZone 3と同じなので、年末年始を除いた12-1月、GWを除いた4-6月。ハイシーズンは繁忙期（年末年始、GW、お盆）で、それ以外がレギュラーシーズンとなります。

ハワイの場合（Zone 5）

日本から人気の渡航先であるハワイ（ホノルル）行きの便にもプレミアムエコノミーおよびビジネスクラスが設定されています。

プレミアムエコノミーならローシーズンで往復53,000マイル、レギュラーシーズンで58,000マイル、ハイシーズンなら61,000マイル必要です。

ビジネスクラスだとローシーズンの往復が60,000マイル、レギュラーシーズンなら65,000マイル、ハイシーズンだと68,000マイル。

ハイシーズンにプレミアムエコノミーで行くよりも、ローシーズンにビジネスを利用した方がマイル数が少なくて済むというのが面白いですね。
ちなみにハワイ行きのエアバスA380に設定されているプレミアムエコノミーの場合、機内食もちょうどエコノミーとビジネスの中間のようなサービスになっているそうなので、あえてこれを狙って行くというのもアリかもしれません。

※ハワイ便のローシーズンはだいたい年末年始を除いた1-2月、GWを除いた4-5月。ハイシーズンは繁忙期（年末年始、GW、夏休み、冬休み）で、それ以外がレギュラーシーズンです。

アメリカ、カナダ、メキシコの場合（Zone 6）

アメリカ（ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、サンノゼ、ワシントン、ニューヨーク、シカゴ、ヒューストン）、カナダ（バンクーバー）、メキシコ（メキシコシティ）といった北米行きの便もプレミアムエコノミーおよびビジネスクラスの設定がありました。

プレミアムエコノミーのローシーズン往復だと62,000マイル。
レギュラーシーズンが72,000マイルで、ハイシーズンは77,000マイルで特典航空券と交換可能です。

これがビジネスクラスだとローシーズン往復が75,000マイル。
レギュラーシーズンが85,000マイルで、ハイシーズンだと90,000マイルとなります。

ハワイと同じく、ハイシーズンのプレミアムエコノミーがローシーズンのビジネスを上回ってますね。

※北米便のローシーズンはだいたい年末年始を除いた1-2月、GWを除いた4月。ハイシーズンは繁忙期（年末年始、GW、夏休み、冬休み）で、その他の時期がレギュラーシーズンとなります。

ヨーロッパの場合（Zone 7）

ヨーロッパ各地（ロンドン、パリ、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ブリュッセル、ウィーン）にもプレミアムエコノミーおよびファーストクラスが用意されています。

プレミアムエコノミーのローシーズンが往復67,000マイル。
レギュラーシーズンが77,000マイルでハイシーズンだと82,000マイルで交換可能。

ビジネスクラスだと、ローシーズンが往復80,000マイル。
レギュラーシーズンが90,000マイルで、ハイシーズンだと95,000マイル必要です。

※欧州便のシーズンチャートは北米（Zone 6）と同じで、ローシーズンが年末年始を除いた1-2月、GWを除いた4月。ハイシーズンが年末年始、GW、夏休み、冬休みとなっていました。（それ以外がレギュラーシーズン）

オセアニアの場合（Zone 10）

オーストラリア（シドニー、パース）方面へもプレミアムエコノミーとビジネスクラスが用意されています。
そこそこ中長距離のフライトになのを考えても、できるだけ上級のクラスで利用したいですよね。

プレミアムエコノミーのローシーズンなら往復54,000マイル。
レギュラーシーズンが62,000マイルで、ハイシーズンだと67,000マイル必要です。

ビジネスならローシーズンが65,000マイル。
レギュラーシーズンが75,000マイルで、ハイシーズンだと80,000マイルで特典航空券との交換が可能。

オセアニアのシーズンチャートはハワイ（Zone 5）と同じで、だいたい年末年始を除いた1-2月、GWを除いた4-5月がローシーズン。ハイシーズンは繁忙期（年末年始、GW、夏休み、冬休み）で、それ以外がレギュラーシーズンです。

その他の地域の場合

ANA国際線としてプレミアムエコノミー・ビジネスクラスが用意されているのは上記の目的地のみとなっているため、その他の地域（グアムや中南米、アフリカなど）へは提携航空会社の特典航空券に交換することで渡航することが可能です。

詳しくはまた別途まとめますのでご参照ください。

ざっくりまとめ

それぞれをざっくりまとめると以下のとおり。